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《 焼学科目 》

【実践編③】焼き方 『ねぎま』

ここでは焼鳥の中でも人気の高い、ねぎま串の焼き方を解説します。

《 動画で見る焼き方の工程 》

焼きの工程

① 酒を振る

全体的にまんべんなく酒が付くようにスプレーで吹きかける。表面を濡らすことで、塩が付きやすくなる。また、酒に含まれる糖分が焼けることで、美しい焼き色に仕上がる。

旬の時期のねぎを使う場合のコツ
旬の時期のねぎは、水分が多く火が通りにくいため、表面だけが焦げ内部が生焼けになることがある。ねぎに油を塗って表面をコーティングすることで焦げづらくできる。また、油の熱で火が通りやすくなるという効果もある。

② 塩を振る

全体的に塩味が均等になるように。串と距離を空けて、高めから塩を振るのがコツ。

タレの場合
塩味を弱めにするため、片面だけ振る。

③ 焼く

焼き台に乗せる。

焼く場所を移動させながら、こまめにひっくり返して焼いていく。 

場所を移動させながら、こまめにひっくり返す理由
ねぎは肉よりも焦げやすいため、一面に長く熱を加えると、肉に火が通る前に焦げてしまう。ねぎを焦がさず、肉と同時に焼き上げるために、こまめにひっくり返す必要がある。また、炭の火力の強さは場所によって違うので、肉とねぎの焼き色と火通りを見ながら火が強い場所と弱い場所を移動させながら焼いていく。

全体にまんべんなくきれいな焼き色が付くように、側面も焼く。 

タレの場合
表面に7~8割程度焼き色がついたらタレにつける。

④ 完成

表面全体にきれいな焼き色が付き、中まで火が通っていることを確認したら完成。

火通りの確認の仕方
中心まで加熱された鶏肉は、水分が抜けて繊維が縮むため、弾力が増す。串の持ち手を軽く持ち、先端を落とすように焼き台の端に当て、弾んだら焼き上がりの目安。
タレの場合
焼き台から上げ、最後にタレにつけて完成。

 

『とりや幸 南青山店』では、通常営業時は秋田県産の高原比内地鶏の串を提供しています。

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