飲食業界の大きな課題となっている人手不足。
アルバイトを雇うこと自体も難しくなってきていますが、中には、せっかく雇えても「すぐに辞められてしまった」という経験をした方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本記事では、アルバイトがすぐに辞めてしまう理由と、その対策を具体的にご紹介します。
飲食店のアルバイトをすぐ辞めてしまう理由
そもそもの話になりますが、アルバイト本人が長く続けるつもりがなかったり、辞めることに対して抵抗がなかったりといった場合があります。また、コミュニケーションが苦手な人や、職場や仕事に対する理想が高い人などもすぐに辞める傾向があると言われています。
これらは、アルバイト本人の個人的な理由ですが、職場に原因がある場合も。
職場の原因としてよく挙げられる原因が以下の3つです。
1. 人間関係:社員や他のアルバイトスタッフとの相性が悪い、納得のいかない怒られ方をした、など
2. 仕事内容:実際に働いてみたら思っていた仕事内容と違う、想像以上にハードだった、など
3. 労働条件:経験者なのに時給がアルバイト募集の記載の最低ラインだった、週3〜と記載があったのに実際にシフトを出したら週2しか入れてもらえなかった、など
飲食店アルバイトの定着率アップ対策
これらの原因を踏まえ、バイトの定着率をアップさせるための対策を、募集要項・面接・受入れ時の三段階に分けて解説します。
募集要項は丁寧に詳しく
まずは募集段階。採用後に不満が生まれないように、募集要項は出来るだけ詳しく丁寧に書きましょう。
例えば、必ずしも希望のシフト通りに入れるわけではないなら「人手が足りない時間帯に入れる人や遅い時間まで働ける人を優先する」など、具体的な理由まで記載しておくことをおすすめします。
面接で確認しておくべきポイント
面接の段階では、お店側のニーズと本人の希望が確認することが重要です。
具体的には、応募者がアルバイトとして何を求めているのか、どのような経験やスキルを持っているのかを把握し、それが職場の仕事内容や環境と合致しているかを確認しましょう。
ただ、上述したように、個人的な原因ですぐに辞めてしまう人もいるかもしれません。こうした人の特徴としては「仕事が頻繁に変わっている」「志望動機が具体的ではない」「態度やコミュニケーションが消極的」などが挙げられます。もちろん一概に言えることではありませんが、面接中にもし当てはまる特徴を感じたら注意が必要です。
受入れ体制を整える
採用後は、必要に応じてOJT(※1)とOFF-JT(※2)を組み合わせて、業務に必要な知識やスキルを効率よく習得できるよう促します。
その際には分かりやすいマニュアルを作っておくほか、教育係として新人アルバイトが相談・質問をしやすい人を任命すると良いでしょう。
教育係は定期的に面談を実施し、悩みや不安を早期に発見し、バイトの意見も聞き入れる仕組みを作ると効果的です。
他にも、アルバイト同士がコミュニケーションを取りやすくなるよう、お店全体で歓迎会を行うなど、円滑な人間関係を築くことも重要です。
(※1)日常業務を通じて教育を行う手法
(※2)日常業務ではなく、別途、時間や場所を取って行う教育方法
飲食店を安定して営業するためには、社員はもちろん、アルバイトの存在は必要不可欠です。アルバイトの定着率UPのために、本記事が参考になれば幸いです。