ここでは希少部位の中でも人気の高い、せせり串の焼き方を解説します。
《 動画で見る焼き方の工程 》
焼きの工程
① 酒を振る
表裏それぞれひと拭き程度、全体的にまんべんなく酒が付くようにスプレーで吹きかける。表面を濡らすことで、塩が付きやすくなる。
② 塩を振る
表裏それぞれひとつまみ程度、全体的に塩味が均等になるように振る。串と距離を空けて高めから塩を振るのがコツ。
タレの場合 塩味を弱めにするため、片面だけ振る。 |
③ 焼く
焼き台に乗せる
焼き面が薄っすらと白くなったらひっくり返す。
同様に薄っすらと白くなったら再度ひっくり返す。
まめにひっくり返しながら焼いていく。
まめにひっくり返す理由 せせりは肉が薄いので、火が通るのが早い。まめにひっくり返すことで焼き過ぎを防ぎ、また、全体的に均等に火を入れることができる。 |
タレの場合 全体的にせせりが白くなったらタレにつけ、再び焼き台に乗せて香ばしいタレの香りが出るまで焼く。 ![]() |
全体的に火が通ったら片面だけ焼き色をつける。
片面だけ焼き色をつける理由 肉が薄いせせりは、両面に焼き色がつくくらい焼くとジューシーさを失ってしまう。ジューシーさを保ったまま、カリッとした食感と香ばしさを出すために片面だけに焼き色をつける。 |
④ 完成
中まで火が通っていることを確認したら完成。焼き色がついた面を上にして盛り付ける。
火通りの確認の仕方 中心まで加熱された鶏肉は、繊維が縮むため、弾力が増す。串の持ち手を軽く持ち、先端を落とすように焼き台の端に当て、弾んだら焼き上がりの目安。 ![]() |
タレの場合 焼き台から上げ、最後にタレにつけて完成。 ![]() |
『とりや幸 南青山店』では、通常営業時は秋田県産の高原比内地鶏の串を提供しています。
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