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《 焼学科目 》

【実践編④】焼き方 『むね』

ここでは、焼鳥の中でもあっさりとした味わいが特徴のむね串の焼き方を解説します。

《 動画で見る焼き方の工程 》

焼きの工程

① 酒を振る

表裏それぞれひと拭き程度、全体的にまんべんなく酒が付くようにスプレーで吹きかける。表面を濡らすことで、塩が付きやすくなる。

② 塩を振る

表裏それぞれひとつまみ程度、全体的に塩味が均等になるように振る。串と距離を空けて高めから塩を振るのがコツ。

タレの場合
塩味を弱めにするため、片面だけ振る。

③ 焼く

焼き台に乗せる

焼き面が薄っすらと白くなったら、ひっくり返し、裏面を焼く。

同様に薄っすらと白くなったら再度ひっくり返す。

出来るだけ焼き色をつけないように、側面にも火を当てながら頻繁にひっくり返し、ゆっくりと火を入れていく。

頻繁にひっくり返す理由
むね肉は脂が少ないので、焼き目がつくくらい火に当てると、水分が飛んでパサつく原因となる。ジューシーでかつ、しっとりとした食感に仕上げるためには、一面に長く火が当たらないように、頻繁にひっくり返しながら、ゆっくりと中心まで火を入れる必要がある。

 

タレの場合
焼き方は塩と同様。加熱によって肉の内部の水分が膨張し肉が丸みを帯びてきたら、タレにつける。

④ 完成

むね肉は焼きすぎるとパサつくので、中心部まで完全に火が通る前に焼きを止めるのがコツ。

火通りの確認の仕方①
鶏肉は、ある程度火が通ると弾力が増す。串の持ち手を軽く持ち、先端を落とすように焼き台の端に当て、弾んだら焼き上がりの目安。火通りの確認の仕方②
分かりづらい場合は、ハサミなどで、手元側の肉2つの間に隙間を作り、中の火通りを確かめる。
タレの場合
焼き台から上げ、最後にタレにつけて完成。

 

『とりや幸 南青山店』では、通常営業時は秋田県産の高原比内地鶏の串を提供しています。

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